結婚という人生の一大イベント、どれくらいお金がかかるか分かりますか?
結婚式は友人を呼んで盛大に、指輪も一生物が欲しいし、新婚旅行はヨーロッパ、新居には最新の家電を置きたい!と夢は膨らむ一方ですよね。
その一方でそれぞれにお金が必要になります。1つ1つは許容できる金額であっても、一気にすべてが重なるとその出費は大変な額になります。
すべての希望を叶えるためには、事前に貯蓄をしておく必要がありますよね。
では一体いくら貯蓄しておく必要があるのか、他のカップルはどうしているの?今回は結婚に向かって進むカップルの貯蓄事情についてまとめます。
結婚に向けての貯金 平均ってどのくらい?
早速結婚に向けて皆さんどれくらい貯蓄をしているか発表します。結婚する人が最も多い30歳未満に絞ってお話ししますね。
<1>結婚に向けての貯金 平均 男性は?
総務省の調査によると30歳未満の男性の貯蓄額は約190万円です。大学を卒業した28歳男性を想定すると、入社6年目で190万円の貯蓄なので年間貯蓄額は約32万円です。
ボーナスを考えないと1月の貯蓄額は約2.6万円です。入社時から自動で積み立てていると考えると妥当な線でしょう。
ちなみに男性の支出の主は食費です。もっと貯蓄して欲しい!と思っている方は、結婚前に同棲して食費を押さえると効率的に貯められるかもしれません。
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<2>結婚に向けての貯金 平均 女性は?
それでは女性の貯蓄額はどうでしょうか?
同じく30歳未満の平均は約139万円です。男性よりも貯蓄額は低いのです。
そもそも女性は男性に比較して収入が少ないというデータがありますので、貯蓄額も少なくなっています。
男性と同じ条件で大学卒28歳の女性では月の貯蓄は約2万円です。
女性は男性とは異なり、交際費等を含む雑費の支出が多いです。確かに旅行に行ったり、美容院に行ったり、良い化粧品を買ったりついつい雑費が膨らんでしまいますよね。我慢せず好きなことをして余ったお金を貯蓄に回すという女性は多いでしょう。
男女それぞれの平均貯蓄額がそろったところで、結婚に必要なお金についてお話します。
婚約から新婚旅行にかかる費用の平均額は約450万円です。
新生活では、新居への引っ越しや家具家電の購入で100万円ほどかかります。併せると約550万円なので、1人当たり275万円ですね。
男女ともに平均貯蓄額を大きく上回る金額になります。
実際には親の支援や、ご祝儀で賄える分で全額を負担するわけではないのですが、頂くお金のことを考えずともやりくりできるだけ準備しておくと安心です。
ですから、これから結婚を考えている方は平均貯蓄額に達しているからと安心せずに、+100~150万円を目指して計画的に貯蓄したいものです。
結婚に向けての貯金 経験談
筆者の場合は、結婚式は盛大に挙げたい、新婚旅行は絶対に海外と欲張りだったので、入社後から計画的に貯蓄をしていました。
主人も結婚に前向きだったので、いつか来るその時のために貯蓄をしていました。
プロポーズ後にお互いの貯蓄額を明らかにしたのと同時に、この先のイベントごとでの支出目安を立てました。
親からの支援やご祝儀を考えず、2人だけの力でやりたいことをするには少し資金に不安があったので、結婚式の日を少し遅らせてそれまでの間に計画的にお金を貯めるようにしました。
最終的には入ってくるお金でプラスになり、その後の生活も十分回せるだけの余裕が出来ました。
資金に不安がある場合は、やりたいことを我慢するか、お金をどうやって準備するか2人で話し合う必要があります。
その1つが筆者の選択した日程を後ろ倒しにしてその間にお金を貯めるという方法です。
これ以外にも結婚に先んじて同棲し、節約するということも有効でしょう。大イベントを前に2人でどの道を選択するかじっくり話す必要がありますね。
まとめ
今回は結婚に関する貯蓄額についての話をしました。
必要な額に対して、貯蓄額の平均は男女ともに低いことが分かりましたね。思っているよりも結婚~新生活までにお金がかかっているということです。
不足しているお金はどうやって補うか、または不足しているから何かを諦めるべきか、2人で納得いくまで話してくださいね。
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