結婚の報告をすると、お世話になっている方々から祝福の気持ちとして結婚祝いを頂くことがあると思います。
ありがたく頂戴した後、何をしたらよいかご存知ですか?結婚祝いに対するお礼です。
今回は結婚のお祝いを頂いた際のお礼について、絶対に必要か、いつまでに送るべきか、基本的な情報についてまとめます。
この記事で基礎知識をつけて、いざ結婚祝いを頂いたときにお相手に失礼のない対応が出来るようになりましょう。
結婚の内祝いとは
結婚祝いを頂いた際に、お礼として贈るものを「内祝い」と言います。
お返しとしての意味で定着していますが、本来は、内(家内)のお祝いという意味で、お祝い事での幸せ・喜びのお裾分けをするということを指していました。
なので、以前は結婚のお祝いをくださった方に内祝いをお贈りするのではなく、お祝いの有無に関わらず先に内祝いをお渡しすることがありました。
現在では、その風習はほとんどないので、内祝いは結婚祝いのお礼という意味で捉えて下さい。
結婚の内祝い 金額の相場とは?
さて結婚の内祝いですが、どんな金額のものをお贈りすればよいか悩みますよね。
結婚の内祝いは、頂いたもの・金額の半額程度が相場になります。
ただし高額なお祝いに対しては3割程度のお返しが主流になっています。ご親族の場合、結婚祝いの相場は5万円程度、多い方は10万円ほど包んで下さる方もいるでしょう。
その場合は頂いた金額の3割程度のものが適しています。あまり高額なお返しをすると、お祝いを受け取ってくれなかった、返されたという印象を与えることになりかねません。
ですから敢えて3割程度の品物を選ぶようにしましょう。ここで品物をしたのは、目上の方にお金を渡すことはマナー違反のためです。相場にあった品物を選んでくださいね。
兄弟の場合はどうでしょうか?
兄弟は結婚の内祝いはしない、という方もいらっしゃるでしょうが、お礼の意味がありますから半額程度のものをきちんと返すようにしましょう。
ご兄弟のやり取りですから、どんなものが欲しいか相談するのも良いですね。記念の品になるので、ご兄弟も喜んでくれるでしょう。
職場の方から結婚祝いを頂いた場合も半額に相当するものを返しましょう。
職場の一同から、ということであれば、1人あたりどれ位出してくれたかをある程度計算して、その半額となるものを贈るのが良いです。
その場合の1人あたりにお渡しする内祝いの単価は数百円程度になるでしょうから、すこし高価なお菓子が良いですね。
職場の上司や同僚から、個人として結婚祝いを頂いた場合は、半額程度のものを内祝いとして用意するようにしましょうね。
結婚の内祝い いつまでに返すべき?
結婚の内祝いの相場が分かったところで、いつまでに内祝いをお贈りするべきか、についてお話します。
結婚の内祝いは結婚祝いを頂いてから1ヶ月以内に贈り届けるのがマナーです。
お相手が忘れたころに、内祝いの品物が届いたとなると、何の贈り物?と疑問を持たれてしまいます。また後回しにされたという不快感を与えてしまいます。
なるべく早めに、お礼状を添えてお送りするようにしましょう。結婚の内祝いの品物選びは案外苦戦するものです。
ご両親や義両親にお伺いを立てることや、のしの名入れについて確認するのにも手間取ります。お礼状の書き方を調べて、着手するのにも時間がかかります。
1ヶ月後にまとめてやればいいや、ではなく早い段階から内祝いについて検討を始めるようにしましょうね。
まとめ
結婚の内祝いの準備、大変ですが、結婚するから生じる幸せな悩みですよね。
ぜひ旦那さんや彼のご両親とゆっくり話をして、納得のいく物を選び、贈るようにしましょう。
本来の意味である幸せのお裾分けのように、結婚祝いをくださった方にあなたの幸せな気持ちが伝わるとよいですね。
どうか時間に余裕をもって、準備を万全にして、贈る方も受け取る方も気持ちよく事が進みますように、応援しております。