2月2日は節分!今年もその季節がやってきましたね。
毎年恒例行事として我が家も豆まきをやってまいりましたが、子供にふと聞かれました。
「福は内ってどういう意味なの??鬼は外ってどうして??」
・・・あなたは答えることができますか!?子供にわかりやすく説明してあげましょう♪
鬼は外の意味って?
鬼というと、皆さまはどんなものを思い浮かべるでしょうか?
やはりこういった・・・
角が生えてて、歯がするどい、虎のパンツをはいた、鬼さんでしょうか?^^
節分で皆が言っている「鬼」とは、こういう「鬼そのもの」を指すのではありません。「邪気」を指します。
邪気とは!
1すなおでない、ねじけた気持・性質。わるぎ。 「―のない人」
2.人の身に病気を起こすと信じられた悪い気。 「―を払う」
節分で追い払いたい「邪気」は、1と2どちらも当てはまりますね。
自分自身の心に潜んでいる、宿っている悪い考えを払いたい!
また、家族や自分自身が病気にかからないよう、悪いものを退治し、健康を願いたい!
そんな追い払いたい「邪気」を、退治する。それが節分の「鬼は外」の意味だったんですね^^
福は内の意味って?
先ほどの「鬼は外」と対照的な「福は内」
文字通り、「幸運を招いてくれる神様はどうぞ内へ」という意味です^^
福は内 鬼は外 どちらが先?
そうそう、「福は内」と「鬼は外」どちらが先なのかはご存知ですか?「鬼は外!福は内!」「福は内!鬼は外!」どちらが正しい豆まきの掛け声なのでしょうか。
先ほどお伝えした意味からしても、「家にいる鬼(邪気)は外に出して、そのあと幸福の神様は内に入れる」という考えが一般的です。
鬼(邪気)がいなくなったところに、福を招き入れる。
この流れが理想ですので、豆まきの掛け声は「福は内」が先なのではなく、「鬼は外」が先です。
「福は内、鬼も内」という掛け声もある地域があります。
鬼を招き入れるってどういうこと!?病気や災いを受け入れたいってこと!?なんて思っちゃいますが、この場合の「鬼」は悪い邪気ではないんですね。
鬼そのものを神様、または神様の使いとしている神社が全国にはいくつか存在します。
そのような場所ですと、「鬼」そのものは悪い意味ではなく、それこそ「福」と同じ意味合いを持つものとなります。
鬼が地名についている地域や、鬼を祭っている神社がお近くにありましたら、ぜひ節分の際の掛け声に注意してみてくださいね。
まとめ
今日は「子供に節分の「鬼は外福は内」について説明」したいときのためにまとめてみました。
子供とせっかく楽しむ年間行事の一つ「節分」ぜひぜひ怖い鬼のお面をパパにかぶってもらって、家にいる邪気を追い出し、幸運を呼び込みましょう♪
※豆を投げつけるときは本気でやらないように!大豆ってかたいので、当てられる方はかなり痛いんですよね・・・(苦笑)
皆さまのおうちの節分も素敵な思い出になりますように。