住宅ローンの名義を夫婦にするメリットデメリットとは

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マンション購入を検討している方へ。ご家族にとって大きな買い物である住居取得には、いろいろと難しい手続きがありますよね。

住宅ローンを組むのもその一つです。住宅ローンの頭金は一体誰の貯金から出すのか?独身時代からの貯金は誰のもの?

ローンを借りる名義について、夫婦の場合どのようにするのが良いか、ご紹介していきます。

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住宅ローンの名義を夫婦にするメリットデメリットとは

住宅ローンの名義を、一人の名義にするのが良いか、夫婦の共同名義にするのが良いかについては、奥さんの収入次第です。

奥さんが扶養でなく収入があり、仕事を続けられる場合は、共同名義にすることで住宅ローン控除が二人とも受けられ、また住居売却時にもメリットがあります。

奥さんが扶養家族である、またその予定のある場合は、旦那さんの単独名義のメリットがあります。

住宅ローンの名義を夫婦にするデメリット

我が家の場合、ローンは夫の単独名義にしています。

マンション購入時には自分も正社員でしたが、仕事がハードで体力的にも精神的にも疲れていたため、退職を決めていました。産休や育休の取得が、事実上難しい環境だったというのも大きいです。

退職後はできれば子供が欲しいという気持ちがあったため、正社員での就職はせずに派遣社員として勤務しました。そのため、私がローンを負担することはせず、夫が単独でローンを組みました。貯金を特に二人で分けていなかったということもあります。

その際にお世話になっていた恩師にたまたま話をしたところ、「共同名義にしなくて良いの?もし将来売却するときは共同名義の方が得よ」とアドバイスをされました。

ですが、その当時景気が悪かったこともあり「でも、今は売却益が出るようなことは少ないから、そのままでいいかもね」という話で終わりました。

どういうことかというと、自分の住んでいたマンションを売却する場合、3,000万円の特別控除があります。

夫婦の名義にしている場合は、この特別控除を2人とも受けることができます。つまり最大6,000万円の控除を受けることが可能なのです。

とはいえ、バブル時代ならともかく、なかなか大幅な売却益が出るとは想定しづらいですが。

他に、共同名義にするデメリットとしては、お互いに債務義務を負ってしまうので、最悪の事態でローンが返済できなくなったときに共倒れの危険性があります。

また例えば旦那さんが万一亡くなった場合、旦那さんの持分のローンは保険で完済されたとしても、奥さんの分は普通に残ってしまいます。


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住宅ローンの名義を夫婦でするメリット

夫婦で共同名義にするメリットとして大きいのはやはり住宅ローン控除です。住宅ローン控除とは、住宅取得から一定期間、ローンの残額に応じて所得税が減税される仕組みのことです。

もし夫の単独名義にしていると、夫の所得税に対して控除があり、減税の上限は所得税額になります。でも、共同名義なら、夫婦それぞれが所得税の減税を受けることができるのです。

それから、夫婦それぞれの財産が明確になるという点もメリットです。

独身時代の貯金や、親からの贈与をマンション購入に充てる場合、本来はそれぞれの持分として分けるのが良いです。

逆に、まったく出資しないのに夫婦共同で持ち分だけを分けようとする場合、夫婦間であっても贈与とみなされ贈与税の対象となる場合があるので、気をつけないといけません。

つまり、お金を出さずに不動産の権利を贈与された、とみなされるということです。

まとめ

住宅ローンの夫婦共同の名義についてご紹介しました。

夫婦共同にする場合、単独にする場合、それぞれのメリットデメリットがあり、判断のポイントとしては奥さんの収入と将来的な支払い計画です。

名義は変更することが可能ではありますが、手続きには司法書士に依頼する必要があり、そう簡単には変えられません。

万一離婚の場合でもこの手続きに加え贈与税が必要になることも考えられます。

住居の持ち分があることは資産でもありますが、同時に返済義務も発生するので、名義については慎重に決める必要があります。

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